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初めての浮気でピュアな心が傷ついた僕の青春【長編】

僕が生まれて初めてのできた彼女との話である。
初めての彼女だけあって僕はメロメロだった。彼女の許し難い我が儘も笑って受け入れてあげていた。「恋は盲目」とはこのことを言ってるのだろう。
しかし、当時の二人は負の文字など考えてすらいなかったため、何も不自由なく楽しいひと時を過ごしていた。時には喧嘩をしたりもしたが許容の範囲内だろう。
お互いに男女絡みのこともつつみ隠さず話していた。あの時が車では…。
ある日、学校の帰り道に会いデートをしていた。その日は時間も遅く、日が暮れるのも早かったため、あまり二人の時間も少なく解散の時が早かった、帰路につき、何気なく明日の用事を彼女に問いかけた。すると「明日は、バイトが21:00まであって帰ってすぐ課題がある」と答えた。特に僕もそんなものだろうと思っていたので「頑張れよ」と一声かけて何も気にしなかった。
しかし、後日悲劇の始まりである。
その日の昼頃に友人から連絡が入った。〈今から遊ぼうぜ〉とのことだ。
特別その日にすることもなかった僕は快く遊びに出かけた。
友人と僕は、彼女の話や学校の話などごく普通の会話をしてカフェで過ごしていた。
日も落ちてきた頃だ、「そろそろ駅近くまで戻っておこう」という話になり、徐々に帰路につき始めていた。僕と友人は駅からは別の電車に乗るため、帰宅もでの時間に違いが出ていた。
友人は現地から家までの時間が僕よりも長くかかるため、僕は早めに解散を切り出した。
そのまま友人は帰宅して行ったが、僕は友人よりも帰宅に時間がかからなかったため、少し時間をつ日してkらかえりことにした。
すると、駅から一歩踏み出した瞬間に世界が変わった。駅の出口を出るとすぐ横にガラス張りのイタリアン料理店があり、その中に彼女がいた。「当然、彼女はバイト中のはずである」
世界には自分と似た人がもう一人いると聞いたことがある。本当に瓜二つのそっくりさんだと思いながらも、誰といるのか遠目に覗き込んだ、全くしらない男と食事をしていた。
「そっくりさんなら、相手も知らない人で当然だよね」
と半ば、強引に自分に言い聞かせた。
しかし、心のモヤモヤが取れなかった僕は、彼女にLINEを送ってみた。
〈美味しい飲食店見つけたんだけど今度行かない??〉と言う何気ないメッセージである。
すると、ガラスの向こうのそっくりさんは、スマホをみた。
「まさか…」とは思ったが、偶然かもしれない。
僕は間違い電話だと後で言えばいいと思いライン通話をかけた。
すると、再びガラス越しのそっくりさんがスマホをみて画面をタップした。僕のかけた通話が切れた。
ゆっくりと、僕の瞳に映る、そっくりさんが彼女へと変わっていった。
指示下に僕は一枚の写真と30秒ほどの動画を撮影し、その場をさった。
2日後...。
彼女の連絡を二日間無視していた僕のところに、合計1000通を超える着信がきた頃だ。僕は最後のLINEをする決意が整った。
レストランでの写真と動画を言葉を添えず送った。
彼女からは「ごめん…。でも(以下、省略)』と言い訳がたくさん届いた。しかし、僕の心に響くことは毛頭なかった。
人は一度の過ちで取り返しのつかないこともある。二人はこのまま関係を終えた。
たとえ慣れひたしい彼女であっても、真剣に裏表なく正直に話合える関係は、楽しく幸せに過ごすための結婚へ向かった第一歩です。
不幸は、経験を生み出し、経験は幸せを生み出す。そう願っています。
素敵な人を見つけましょう。