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友人と同じ人に恋をした|好きな子と付き合った青春の恋愛

これは親友と好きな子が一緒になった男が恋を求めて競う話
私が学生の時に始まった暑い夏の日の出来事である。
給食の時に私は友人と何気なく好きな人の話をした。
私は友人に好きな人がいるのか?と尋ねたが、
友人は好きな人がいないそぶりを見せた。しかし、言動を怪しく思った私は問い詰めた。
友人は最初は拗らせていていたが、徐々に心が折れていき、好きな人の名前を言った。
しかし、ここで大きな問題が生じた。
好きな人が私と同じ人だったのだ。
私は、友人として正直に好きな人が同じだと述べた。

ここから友人との好きな人アピール競争が始まる。
時は夏、熱中症や夏バテが出てくる頃だ、好きな子が学校を体調不良で休んだ。その時最初の戦いが始まった。休んだ人にプリントを届ける役割の争いだ。私と友人は我先に手をあげて率先的にプリントを届ける意思表明をした。私は勝ち取った。
しかし、プリントを届けたからといって、体調不良の子が出てくるはずもなく、好きな子の家の前まで行った変態になっただけである。
そうこうしている内に、夏の醍醐味である運動会が始まった。自慢ではないが足の速さには自信があった私はリレーに出場することにした。しかし、子供ながらどうやって好きな子にアピールしようか考えた私は、ただ速く走るだけでは他と同じだと思い、背筋を伸ばし足は大きく開くなどスマートに走ることを決意した。
結果は散々だった。
スマートに走ることに意識しすぎた上に、走りに辛く爆死したのだ。
この悔しさは、私のアピールをさらに本気にさせた。
時は流れ、学園祭が近くなってきた頃である。好きな子が暮らしの出し物を提案した「メイド喫茶」だ。
私は「したいか、したくないか」ではなく「させる」と言う考えで、メイド喫茶を激推しした。
するとライバルの友人も激推ししていた甲斐あってか、クラスの出し物はメイド喫茶に決まった。
だが、ここで再び一つの問題が生じたのだ、メイド役が男という完全に女子の遊び心で運営されたブラック企業だったのだ。
仕方なく私はメイド服に着替えて他の男子たちとホールに出た。
しかし、想像している反応とは違い、意外にも女子ウケがよかった。
女心とは難しいものである。
さらに、このメイド喫茶は私に恵みを与えた。私の担当するテーブルに好きな子が来たのだ。
それはそれは楽しく盛り上がった。まるで夢の様だった。
その日をきっかけに私と好きな子はより一層会話をする様になった。
給食の時や移動教室の短い間など、ふとした短いすれ違いなどでも会話を交わした。

冬が始まろうという頃の季節である。
僕と好きな子が日直で同じになった日のことである。日直はクラスに誰もいなくなった教室の鍵を閉め職員室に持っていかなければならないという役割があった。つまりだ、帰り道まで二人きりという自然と作られた告白シーンなのだ。
僕は覚悟を決め日直を担当した、もう胸が張り裂けそうなくらいにドキドキが止まらなかった。
クラスの鍵を閉め、二人でちょっとした会話をしながら、職員室へ届けた。
帰路に着いた頃、外は肌寒く好きな子はマフラーを巻いて顔をうずめていた。
「かわいい…」
僕の心は好きな子で染まりきった。
校門を出た頃、僕は覚悟を決めた。
「あのさ、、実は言わなければならないことがあって..。」
好きな子は不思議そうに首を傾げたが、しっかりと話を聞いてくれた。
「実は、、◯◯のことが好きです、付き合ってください!!」
「いいよ…」